KEIKO KOMA Webサロン

驚愕


6月も5日が過ぎました。数カ月前、6月はコンサートが20回開催されると聞いたときは度肝を抜かし絶対に無理だと思いました。寝る間もなく、しかし寝ないと身体がもたないので寝る時間を確保し、やることをやり、一週間をこなすのに精一杯だった当時、コンサートが毎日開催されるとなると何かを辞めるよりないのか、など、どうやりくりしたらよいものか途方に暮れる想いでした。
その6月がスタートし、現状はといえば、何一つやめることなくやることをやり続けられ、さらに成果もあがり、眠る時間も変わらず確保でき、毎夕良い経験をし、日中もさらに発見や気づきの多い一日を過ごし、心から驚くばかりです。本当にありがとうございます。

今日は忘れえないコンサートの経験でした。
第一部、ピアノの音は経験したことのないほどの静けさから始まりました。宇宙の始まりでした。宇宙がはじまり、生命が生まれ、はじけるようにどんどん生成していきました。そして迎えた人間の始まり。それは目に見える生物、目に見えない生き物すべてひとつに存在し、地球に光が差した一瞬でした。人間の始まりは圧巻でした。全身が震え、あちらでもこちらでも感動の涙をすする音が聞こえ、会場に集う方々と共にその奇跡の時を目の当たりにするという時間の止まった永遠の一瞬を経験しました。人間の中に魔界、霊界、名の知らない世界も同時に存在していることをわかりました。すると、人間とそれら目に見えない世界との闘いが始まりました。それは人間が人間となる闘いでした。その闘いに勝利する意味は人間の中に何も入りこむことのない世界が実現することでした。人間の裡に何もない状態が実現すると、霊界も魔界もその他あらゆる世界も否定も肯定もされることなく同時に存在し、人間が人間である世界がありました。息をのみました。
第2部はもう何もかも忘れていました。これまでの挫折や失敗などが記憶に残り自分自身の枠やブレーキとなっていることがどんどん外れていきました。人間が人間となる闘いを見、世界に向かい人間が生きていける環境を築いていかなくてはいけないと胸が急くとき、意識的には何もできないと胸の痛みに教えられました。愛よりないとわかると空間と一つに大いなる存在に抱かれてどこまでも広い世界に包まれました。人間の中に入り込む存在とはまるで違う、生命の根底から支え続けてくださっている存在がありました。第一部で人間の始まりと地球の光が一致する一瞬を見たとき、人間が人間であることがあらゆる生命にとってかけがえのないことと感じました。そして何を始めるかを問うていました。何をはじめ何が始まるのか、その答えは原石のようにしてある内なる気持ち、もっとも純粋なところから生まれると予感しました。人間の存在が根底から変わる今が、真の機会と考えます。
心よりありがとうございます。

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