風
三鷹の光のホールでのコンサートをまことにありがとうございました。ホールの一席に身を置き、心通う皆様とともにこの瞬間を経験できると言うことはかけがえのない時間です。ウクライナの方々もすっかり顔見知りとなりとても近しい存在です。コンサート中は余計なことが頭に浮かぶことなく、その場に存在し、ただただ心地よく風を感じていました。全ての存在とともに生きている、その中の一部の私です。一部でありながら目に見えないけれども確かなつながりで全体となっている感覚です。先生の音は、つながりを切ってしまう様々な力を吹き飛ばすように蹴散らし、本来の力でつながりを復旧させてくださっているようでした。愛の力です。ありがとうございます。
頭が暴走し始め、余計なことにとらわれ始めると、とにかく外に出て歩きます。緑のある方へ方へと歩き、そこで色々な発見をしているうちに、心が落ち着き、頭が静まります。本当に大事な事、やりたいことを思い出します。いつも助けられています。テントウムシが受粉してくれたおかげで実になったシシトウはどんどんと大きくなっています。全てはかけがえのない命であるとありがたく感じます。
新しく始める仕事を一緒にしようと誘われました。ともに誰かと何かを作るという経験が少ないので、二の足を踏んでしまいますが、自分のやりたいことを実現できる可能性も感じています。ど真ん中で何かを変えて行く動きにつながるのか、待っていても成らないし、かといって来たものにのっかるのでは同じこと。先に進むことを今日もやっていきます。ありがとうございます。後藤美香