風 香り 流れ 広がっていく世界
東北へ車でいってた時、山かたむけて白い木の花がゆれていた時があって、その木の名前を調べると、山法師という木であることをしりました。今回、三鷹での作品展のギャラリー前に、その木があって、木とマーブリング反物が、朝の光にも日が暮れていく時も星がまたたく時も…交流して何かを発信してくれているように表情が変わっていくのです。道往く人の心がゆれて、すっとギャラリーのなかに入ってくださいます。以前「高麗恵子詩書館」でいただいた麗花さんの詩をおもいだします。「風よ私のきもちを伝えて下さい 天が世界に広がり 美しい人間の光 世界を変える」「高句麗の春」とタイトルがついてありました。人がギャラリーで高麗さんの心模様に出会っていくたくさんの場面に居合わせていただいた時、「今」のことだとわかった時、詩が実現していく時をえ、涙あふれてました。東北にむかいもっともっと、という気持ちです。機会をいただき、ありがとうございます。