風の行方 三鷹高句麗伝説
行き交う風の流れ、今までに聞いたことがない音色、何とも新しい不思議な高句麗伝説でした。
天を呼ぶような 笛の音、大地と共鳴するような琴の音、ずっと 宇宙遊泳をしているような浮遊感、膨張するような熱量ある空間に様々な魂の声が風となって 行き交うような時を超えた世界でした。
見えない世界のことをどこか余所事のように今まで感じてきました。高句麗伝説 前は炎症が起き痛みが走り、特に前日は寝られないほどになっていて、さすがにここまで痛いときちんと 時間を取って歯医者に行こうと決意させるに十分でした。それが驚くほどピタッと何かが抜け腫れがひくような感じは、やはり 今までの自分の頭の中にある常識とは違う世界があるのだと改めて気づきます。
大好きな太鼓の躍動感 満ちる 覚醒の音、サックスの音からあらわれる圧倒的な大木のような広がり、頭が空間に溶け込んでしまったかのように澄み切った 何もない広がりは無限な世界にすべてひとつに存在する人間の生命を感じてなりませんでした。
フラメンコギターの情熱的な音に心動かされ、心動く感動から生まれることが、人間として存在することと改めて感じると共に、厳しい時代に入ったことを伝える様々な現象に猶予ない時であること、人間としてどう在るかを問われるこの時に高句麗伝説が短期間に2度開催される 意味を思います。
愛の空間、新しい世界をありがとうございました。