頭のはたらき
毎回思うのですが、先生の講座、コンサートは絶妙なるタイミングで行われ、その度に助けていただいていると今回も感謝でいっぱいです。昨日、仕事中に突然母方の叔母から電話が入りました。父のお葬式以来、12年振りなので何事かと思いましたが、お金の絡みと余命いくばくもない人生、暗澹たるものが心を覆い尽くす内容でした。ひどく疲れたまま、コンサート会場に途中から入らせていただくと、ピアノが鳴り響く別世界がありました。先生がいらっしゃるだけで、涙が込み上げました。覆い被さっていたものは、何もかもが拭い去られ「何があっても生きること」と、いのちのちからをいただきました。アンコールでは、「何を参っているのか」と笑い飛ばしたくなる勢いで、はち切れんばかりの笑顔に様変わりです。ありがとうございます。今日は、昨日の叔母の電話を受けて母の口座からお金を下ろしに行きましたが、何かがおかしいと感じ生活保護のことを調べました。先生が制度のことをちゃんと知ることと仰った言葉が思い出されました。人の言葉を鵜呑みにして、自分で調べて確かめるという当たり前のこともしないで、愚かなことをするところでした。頭がはたらいていないと、煽られるように大変だと思い込んでしまうことを経験しました。調べたことを叔母に伝えると安心して喜んでいましたが、危ういところで気づけたことに胸を撫で下ろす今日の出来事です。昨日のコンサートを経験したからこその今日です。毎日起こることが今までにない学びとして、その深さに驚く今です。しっかり生きていこうと思います。