頑張り
何をこんなに参っているのかと、酷く疲れていることを自覚しながら昨夜は三鷹に向かっていました。コンサートメッセージは携帯電話の電波が途切れて、ペルセポリスと善だけが聞こえました。先生の第一音が、それまでのどうにもならないものを分離するかのように響きます。中東からの風が吹くかのように、まるで知らない未知なる異次元世界に身を委ねる第一部でした。高麗さんの書込みより「善の胎動」と知り、今までにない世界が現れたのだと、今この時を思い知りました。第二部では、記憶がまったくなく、ひたすら何かに包まれているようでした。それまでの頑張りと書いて頑なに張ると書くのだと気づきましたが、そういったものすら分からなくなり、頭がボォーとしたままコンサートが終わってしまいました。今も頭が飽和状態です。無理矢理頭をはたらかせてきた限界です。演奏後に先生が仰った「愛が逃げちゃうよ」との言葉のまま、自分の状態があります。何をそんなに頑なに張っているのか、分からなくなりました。何もやっていないのに、余計なことが多すぎて勝手に疲弊している今の自分から抜け出したいです。