KEIKO KOMA Webサロン

音の威力


7月の高句麗伝説を有難うございます。
更に言葉に尽くせない新たな命の時、何とも言えない愉しさを感じます。ここから一気に化けると感じた一昨日を経て昨日、脈々と「宇宙の生まれる三段階前」から今日まで目に見えない生命ある存在や人の心に受け継がれてきた命の流れを感じました。考えた事も意識した事も無いことを、音や詩を通して体験できる幸せを表せる言葉を探しています。
偶然にも舞台の中にいるように錯覚する席でした。始めの音が生命の源を表すような音に聞こえ、あまりに命と一体であることに、音質も楽器も常に進化の只中にあることをはっきり分かります。高句麗時代の王様の勇ましい御顔や息遣いまでも高麗さんに重なり見えるようにリアルで音の演奏と共にあまりにも格好良いです。生命の永遠である事と、身体は絶えても魂が生きておられることをそのまま経験しています。音は完全に聞くという対象では無くなり、空間を創る働きとなっている事に感無量なのです。
数ある楽器の音は生きていて、風となり香りとなり、草でも木でもあり高句麗人の息遣いとなり、ありとあらゆる存在を包括し完全に新しい時代の始まりを経験します。地上から天を見る、もしくは意識もしていないような人間のままで生きていける時では無いという気付きも大変に嬉しいです。神性顕る高句麗伝説の日々を有難うございます。

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杉並公会堂 大ホールにて
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NPO高麗 迎賓館にて