雨あがり
雨あがりの道には、夏草の香りと土のにおいがし、吹きぬけた風に秋の気配を感じた朝です。自転車配達で走り、ふとめにとまる雨にぬれた野々草花に、高麗さんのちりめん詩集の光景をみます。ちりめんをみていると、古人の水の香り、風、光、暮らし、人と人との語らいがきこえ、詩になっていったとおききしました。昨日の「高句麗伝説を聴く会」京都をおききしていると、古の京の空気が沸き立って、ちりめん詩集で出会う雅やかな風をしたい、表現し、ものをつくり、人々の暮らしや風や香りまでも、顔彩で描く絶妙な色合いの表現をみているようでした。身体の雑さよりも、もっと深くにある世界。京都は好きになれない苦しさがいつもありましたが、古の京の空気はとても魅かれました。そして、蒼い風が吹く音と詩に、どこまでも一緒に動き、走りたい気持ちになりました。はじめて出会う 蒼い風です。
コナールランチで、グルテンフリーのコロッケを高麗さんと皆んなで、いただきました。子どもの時のすきなメニューにコロッケがありました。母を手伝って、山ほどのコロッケをつくっているのが楽しいのです。あの楽しさが、高麗さんと皆んなとでコロッケを食べ、世界を変えていくフランスの作品展や、一新された世界をかたられる場に通じていたようによみがえります。
出会えた事を活かしていきます。
8/15.16 狛江高句麗伝説へ向かう、どうぞよろしくお願い申し上げます。