限界
今までの体では限界なんだと思い知った京都のコンサートです。行きの新幹線では激しい嘔吐に見舞われ、会場では激しい下痢でした。幸いコンサート中は集中していたので大丈夫でしたが、数え切れない先生のコンサートに参加させていただく中、今回の突然の体の不調は初めての経験でした。神様の音であるパイプオルガンもピアノの音も、何もかもが新しい始まりです。壊れるものは壊れるのだと痛感しました。帰宅後はベッドに入る間もなく水下痢の連続でほとんど眠れません。更に高熱が出て体力も消耗し何もかもが辛く、すべてがもう嫌だと叫びたくなります。何もかもが限界でした。いだきのはじまりの日は、何もかも一掃しなくては生きていけないのだと体で思い知りました。嘔吐、下痢、高熱の現象は隔離された部屋で診療となりましたが、先約がいらっしゃる間、霙が降る寒い外で立ちっぱなしで待たされました。具合が悪い体でこの状況は、かなりしんどくもう少し患者の為に何とかならないものかと痛感しました。一つ一つの現象に考えさせられる一日です。体の回復はもちろん大事ですが、今までにない自分の体の現象に今までと同じくして生きられない経験をしています。いい加減に逃げられない、いだきのはじまりのコンサートをありがとうございます。