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阪神間暮らし


「これからは自治体の対応が重要になってくる。」と先生が言っておられたが、大阪と兵庫でもめているようでは何とも情けない。25年前の阪神大震災のときも、大阪は冷たかったのが思い出される。積極的に手を打っている大阪としては、兵庫の対応があまりにも遅く下手のように思えるのだろう。もっとも、大阪の施策を面白かく思っていない中央政府の意地悪を、兵庫に発散させているようにも思う。昔から「阪神間」は一体としての生活圏なのだから、いきなり”往来自粛”など言われても、庶民は伴うばかりだ。買い物ひとつ越境しているのが現状なのに……。第一、「不要不急」とはどういうことか。三連休だから、仕事に行かずに家におれ!ということか。こっちは休日のときこそ稼ぎとき、活動のときなのだ。「お上の言ってることなんかに構っておれるか!」という気迫と、決して感染症を甘く見ない懸命さで乗り越えるしかないだろう。塾の近くの公園に、男のたちが自転車でやってきて、ゲームに夢中になっている姿が、政治家たちのあほさと対照的に思えた。

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