鏡
死の壁を超え、今までにない全く新しい一日が始まりました。夜に生命の言葉をノートに書き記す時、裏も表もなく、筒抜けであり、素通しとなっている内面に透明な鏡のような光を見ました。見えるがままを言葉にするとあらゆる光を映し出す鏡と書き記していました。大いなる存在、先生の光までも映し出していける鏡となればいい、と大きな希望を抱きました。今までは人の本性や、運命の因子、汚れや生きている状態がそのまま現れてしまう鏡であったと気づきます。本性など表してくれなくてもいいと感じるほどに、人は隠しきれないようにし、あるがままを表します。名誉ある地位にある方であってもあるがままがあらわる場面に遭遇することが多く、驚く経験をたくさんしてきました。人の汚れやゴミが集まり、お掃除する人生はやめた、と十九日の府中でのコンサートの時に心の中で叫んでいました。まずはやめようと決めたのです。今日は外へ出ると道路にはゴミひとつなく、落ち葉まで一枚もなく、綺麗でした。偶然にしてもすごい、と感激しました。人間は内的環境が外的環境を作りますので、内面が変わるよりないと痛く感じていました。お掃除や人の汚れの後始末で終わる人生ではなく、新しい世界を創造していきたいと望み生き始めました。先生にお会いした頃、先生はペンと紙を前にし、静かに私の内面を言葉に表してくださいました。ペンを静かに滑らかに走らせ、書いてくださる一言一言を固唾を飲み、見入っていました。ある時、「人の心を写してしまう鏡のような心、かなしいのう」と書いてくださいました。瞬時に涙ほとばしり溢れました。自分ではそうであるとは考えたこともなく自覚していませんでしたが、人に会うと悲しいと感じていたことの理由がわかったように感じたことをよく覚えています。その後の人生でこのことが身にしみわかる人生となりました。昨夜、初めて自分の内に透明な鏡のような光を見ました。今後は人の本性や運命ではなく、人の生命の光、資質が映る鏡のような内面となればいいと希望を見出しました。
今日はシリアのジャーナリストとお会いする約束をしていました。私にインタビューをしたいとのことで私はアラブの国々の方々へビデオメッセージを送りました。困難な状況にある人々へとのことでしたので日本で開催しますコンサートは世界の平和を実現したく開催していること、先生のコンサートは内面が愛に満ち、真の希望を見出していけるのでライブ配信にて聴いてほしいことをお話しさせていただきました。全世界へ配信している方なので、先生のコンサートのライブ配信はご協力くださることになりました。以前、ラフォーレでのコンサートにご参加くださっていますので、先生の音楽は形式がなく押し付けがないとおっしゃり「あなたはあなた自身であってください」と言われているように感じたとお話しくださいました。ベートーベンの音楽を例えとし、良い悪いではなく、他の音楽は自分を押し付けてくるように聞こえるけれど先生の音楽は全く反対であり自分自身があらわるとのお話を聞いていると、やはり海外ではわかる方々が多いことを思い出し、もっともっと海外へと発信することが必要と痛感します。会話が進むスピードがとても早く、テンポが合うので私も私らしくなれ、あっという間に大切な話し合いは進んでいきました。これからの動き方がわかる良い経験となりました。
今日からいだき講座が始まりました。今朝から体はしんどくなっていましたので、日程よりも体で始まりがわかります。明日の夜には解放へと向かっています。世界は変わります。もっとも世界に必要ないだき講座をさせていただくことに感謝し明日へと備えます。ありがとうございます。