銀河鉄道に搭乗し。
第一部は、ひたすらワクワクと心踊り始まりました。とても旧型ですが中は安全で「地球上では発想もできない技術」とのことで、私たちを乗せて走ろうとする逞しさが有り難く、またいじらしく、親しみの笑みがこぼれました。ところが、本当に「発想もできない技術」です。ワープ、ワープにこの身がついて行っておりませんでした。脱帽です。行き着く先に到達したのなら、もう力尽きてへたり込むしかない自分の有り様です。それでも連れて行って下さったことに「いじらしい」など前言撤回で、賞賛の拍手しかありませんでした。そして第二部。前夜でのお話しに、自然が変わり我々の命を助け、はたらいてくれていることを改めてわかり、心に沁みました。嬉しく有り難く、心が大自然と大宇宙とひとつ、皆とひとつと感動がほの溢れます。そしてコンサートにて、この身にある太古からの微生物が、大自然と繋がってこの命を何とか生かそうと常にはたらいているのではないかと感じ入りました。以前のお話を記憶しておりますが、この微生物が喜ぶものを食し、行動してあげないといけないと改めて感じます。それを考えますとやはり、高麗さんの手掛ける「食」がこれから生きていく上で、最も私や皆に必要なことと至ります。何故なら、求めるものを他に探してもないからです。やはり、この世で先陣切って行かれる事業、素晴らしいです。
また、今考えれば、一昨日の晩の講座から、齢を重ねるごとに衰え、高齢者は社会の負担となる空気感が変わってくる兆しを感じました。齢を重ねる毎に人間の深みや広さも増して行くこと、より強く逞しくなることを感じます。これからの社会が逆転していくことを昨夜の第一部でのことは表現されたのではないかと今感じております。
ありがとうございます。
田嶋利江子