道

ちょうど止めていた車中で揺れ始め、東京でも揺れは大きく長く続きました。福島、宮城の大きな地震に、現地の皆様のご無事を願います。

2/13　杉並公会堂のコンサートを、ありがとうございます。前夜から朝にかけ、昔の身体の悪かった状態がぶり返しているようでした。朝は動き始めると大丈夫になり、仕事も支障なくでき、コンサートに向かえ感謝しました。
第１部、「全体ってなんでしょう」との問いが心にあり、演奏を聞かせて頂きましたが、ふと気づくと現状何とかしなくてはいけないことが頭を占めていました。大事な今、この空間に在ることを感じ、あるところから空間と身体と音がひとつになっていて、心地よく心ひろがりました。
第二部は最初からなつかしく切ないほどにいとおしいと感じる音の連続で、嗚咽をこらえ涙ばかりでした。高句麗の愛は永遠と感じる音、心震え、自分だけでのことではないと感じます。アンコールのアリランに感極まり、いまも胸の奥が動きます。
自分の道を行け、と言われているように感じました。
以前のKoguryoカフェで高麗さんに書いて頂いた詩

「一筋の光　
　心に受け歩む
　光の道　」　

今、ふと目の前にありました。
やはり只事ではないコンサートを経験させて頂いている自分は、繋がる魂、出会いを待つ魂にと、もっと動いていかなければと考えます。
本日のコンサートも心して向かいます。
ありがとうございます。
天田敬子