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道標


次々重なる倍音の妙。昨夜の府中コンサート・2部 冒頭での 聴いたことのないパイプオルガンの響きは、高速で宇宙を駆ける宇宙船にいるようでした。宇宙船の窓から何本も連なるオーロラが見え、音が重なりどんどん拡がっていく世界に全身包まれ、ここなら伸びやかに自分を解き放ち身を置ける と真の安心を得ました。外界で度々 闇の背中を感じ怯える分、いだきしん先生の下での安堵感は絶大。いのちの真中を 涙が伝い降りるようです。そして胸全部に拡がる光の音が 胸から溢れこぼれそうになった瞬間、温もりの郷に導かれました。この時 胸は開いたまま、止めどなく光が身の内に。開いた胸に水滴落ちるようなピアノ音が、ゆっくりと一滴一滴注がれ沁みていきます。和音の響きの懐かしさに胸震え、光の雫の如くの音は次々迫り…気づけば終了の拍手をしていました。
ここなら生きられる、と確かに得た経験のまま 日常を過ごし生きる。人生の真の道標をいただき ありがとうございます。本日も心して三鷹へ伺います。
岩村ゆかり

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結工房にて
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府中の森芸術劇場ウィーンホールにて
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モスクワにて