遅れて気づくこと

昨日は直ぐに退社して、応用コースに向かうつもりでした。ところが直前に電話が入り、話を終えた時は講座が始まる時間でした。慌てて飛び出したものの、いつもの自分の在り方とは違っています。前であれば、時計を見ながら気がそぞろで電話の対応をするか、舌打ちをして遅れてしまったことを悔やみながら、飛び出したと思います。昨日は時計を見ることなく、しっかりと相手と向かいあっていました。電車の中でも落ち着いて講座に向かっているのです。落ち着いていながら、むしろ豊かな気持ちになっていることが不思議です。

かなり遅れての参加となりましたが、先生の話が不思議なほど身に沁みます。遅れたからとか余計なものが何もないまま、聴き入っていました。「好運」も先生の話を通してお聴きすると、コンサートの時とはまるで違う体感で入ってきます。先程の会場に向かうまでの体感と、同じものを感じるのです。一つ一つは、毎日あわあわとバタバタしていますが、何一つ疎かにしたり、いい加減にすることなく向かった先に、ある何かがあるのだと豊かな気持ちになります。「無我夢中」「好運」、講座やコンサート等を通して、分かりかけていることがあるのだと気づきます。掴みたいです。遅れたからこそ、大きな気づきを頂きました。応用コース、ありがとうございます。