KEIKO KOMA Webサロン

近況報告


「ようやく新しい時代になってきた。一人ひとりが存在を表わし、真の人間としての人生を生きるチャンスが到来した!」とわかりながら、朝、TVから「毎日難儀なことばかり」「日に日に時代が悪くなる」という歌が聞こえて来て、思わず共感してしまう毎日。災害と殺傷事件に驚き、物価高や異常気象にオロオロするばかり。戦争や全体主義への傾斜を深めている世界情勢、確かに明るい希望が持ちにくくなっている世の中にあって、独り善がりでは仕方ないと思ってしまう。でも、歌の文句も、何か上辺だけしか見ていなく、嘆きのポーズをとっているようにも思える。毎日の別様の魅了、時代の真の流れを見ていないし、「嘆きながら生きていくのが人生」と思わせているようにも感じる。
わたしは先日来、お腹の調子は良く、仕事も順調に経過している。また、どこか明るく、なにか楽しい感じが体全体にあって、言葉の向こうの世界にコンタクトできている感じもある。「大象」のことも、「音」のことも、新しい知恵で、新しい自分に出会えてきているようにも思う。

昨日、高校二年生のクラスで、いつも言い寄ってくる男子が、なんと鼻をつまんで、いやいや何か言い掛けてくるので驚いた。先日激打した顎の青あざを隠すべく、マスクをし、オーデコロンを付けていたのであるが、その匂いが嫌なのだろうと思って、その子の嗅覚の鋭さに感心する。今では、たばこの匂いに嫌悪感を露わにする子も多いが、若いときは、みんな五感が豊かなのだ、それを大切にするところから教育が始まるのだと思って、何かかれに申し訳なくなってしまった。別に謝ったりはしなかったが……。そう言えば、この頃、匂いに鈍感になってしまっているのに気づく。好きな煎茶やコーヒーの匂いもあまり感じない。いつもその中にいると感じなくなるのは分かるが、ちょっと寂しい。「匂い立つ」色気、という表現もあった。(12/20)

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コーヒー風味のガトーショコラ愛ちゃん
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モスクワにて
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白いコーヒー