軸

先日の渋谷のさくらホールでの先生のコンサートを毎日聞いております。
初めて聞いた時は、全身に重だるい力が働き、何度も意識を失いました。次の日には久しぶりに微熱が出ました。
2回目こそ意識を保つと心掛けましたが、やっぱりガクンと意識が遠のくことが続き、次の日、目が覚めた時、身体がものすごくずっしりと重たくなっていました。
3回目も、4回目も、意識を保てませんでした。
けれども、これまでの先生のコンサートでは体感したことのない、苦みのある重厚な状態を、身体が身に付けていることに気づきます。どっしりとした腰と、圧とパワーのある太陽神経叢、ジワジワと働き続ける腎臓、そこから頭に向かってグイグイ伸びる柱のようなエネルギー。
日中は繰り返し身体の力を抜き、軸を真っすぐにする意識で過ごしております。
身に付けるとは、頭だけで知識を得、覚えることではなく、身体が身に付けることなのだと実感します。
身体の学びに意識が追いつくよう、浮つかず、内なる愛を正しく表現できるよう、学びます。

ありがとうございます。

高橋　由珠