身を運ぶ

昨日の素晴らしいコンサートをありがとうございます。渋谷コンサートから始まる連続コンサートの事を考えてはいましたが、会社勤めの身では平日のそれも夕方までに駆けつけるのは難しいと諦めていました。しかし先週の三鷹コンサートに参加して変化していく様や、渾身の演奏を見聞きしていると、どうにか参加できないかと考え始めていました。そうすると知恵（悪知恵含）も生まれてきます。たった3週間の毎日です。時差通勤で出勤したり、時間休をとったり、在宅勤務時で様々な工夫をしたら参加できるのでは、、と頭が働き始めました。
会場には新しいマーブリングの花が咲いていました。光に呼び寄せられるように、マーブリングに人が集まり笑顔になります。第一部のメッセージは、大転換期にあり人生をしっかり考え直さないといけない、質の高い関係、それ以前に心身の感受性とありました。深い意味に頷くしかありません。人生を考えることもなく無我夢中の半世紀でしたが、イダキに出会え大きな山を超え、今は次の世代のことを考える人生を想います。第二部のメッセージでは、女と男とありました。男と女、ではなく女と男。ラブロマンスが永遠に続く事を願っていても、この世の男と女の関係には悪魔しか働かないのかと思ってました。自他ともに経験した、悪魔の囁きの他を寄せつけない狭い関係は、二部の最初のピアノの音のように不協和音と感じました。耳をすませて聴きいると、次第に不協和音から抜け崇高な音へと変化していきました。女と男の間に神が働く様は美しくありました。真の関係はこれほどまで豊かである事をピアノの演奏で経験し、身体が熱く反応しました。渋谷コンサート会場のピアノは聴いたことがない低温の響きが深く広がり、三鷹とは違う何かを感じました。
毎日コンサートがあると、朝から段取りをつけて仕事をし、ご飯を作り掃除をするなど次々と動きます。仕事も効率よく終わらせて、コンサートの為にお化粧をし直し身支度を整えます。今日もコンサートに参加すると決めると、自ずと必要な情報が事前に入ってきます。
先生には毎日渾身の演奏をして頂くので、せめて私は参加する努力をしようと決め、本日6月1日からよろしくお願いします。

ありがとうございます。