赤い光、宇宙の光
京都コンサート会場に行く前に見た川の流れ、水面に輝く光がキラキラ煌めき、コンサートへのときめきが高鳴ります。第一部「聖なる善」「善は善のままでよし」心に響く言葉です。先生のピアノの音から、水の流れが見えます。水の神様であると思い出しました。やがて、水は星空一面と変わります。それぞれの光が輝き、一つとなる世界。気負いなく、流れのまま。生まれた言葉と共に、星空の中にいました。ただ、ただ幸せです。
第二部「原初からの愛」「広く深く美しい光のままにあります。」言葉のまま、聞かせていただきました。人間は、宇宙から生まれた宇宙の子とわかりました。宇宙は原初からの愛であり、身の内に在り、境も何もない世界。「広く深く美しい光のままにあります。」そのままでした。すべてが解き放たれました。亡くなった祖父母も、父も、皆がいました。さびしくない、恐くない、不安じゃない。私も解き放たれた瞬間、全身があたたかく溶け込みます。涙溢れるコンサートです。
昨日は非売品だった心模様が今日は変わったと、二人のスタッフの方が教えて下さり驚きました。びわ湖ホールでその心模様を眺めていたからです。私はその日、新しく生きる力として赤い光の心模様をいただきました。ホテルで、ずっとその光を眺めていました。非売品でなくなったとお聞きしながら、私はなぜか思いあぐねていました。金額のことだけでなく未知なるものに躊躇していたと、第二部ではっきり気づきました。コンサートが終わった瞬間、動いていました。さっきまで何を愚図愚図と思いあぐねていたのか。今、経験したままの宇宙の光の決断は一瞬でした。「お母さん、喜ぶね」スタッフの方の一言で涙が零れ落ちました。私は、一人ではありませんでした。高麗さんからも仰っていただき、胸に抱きしめた宇宙の光は、あたたかく全身に広がります。先生が表してくださった迎賓館コンサートから始まった三日間は、予想もできない展開の経験の連続となりました。赤い光と宇宙の光は、動くと決めた指針です。何もかもに感謝と共に、ありがとうございます。