調和
新しい歴史のはじまりの時を予感させる仙台コンサートでした。ロシア、関東、奈良へと続く道の門であり、先生が学ばれた場所でもある仙台の空間が変わったことは大きなことと感じます。要のコンサートをありがとうございました。
開演前は空調だけではない寒さを感じ、演奏が始まると体が勝手に反応し動き出し、意識でそれを抑えようと必死でした。体が緊張する感覚をゆっくり解き放っていくような演奏に、メッセージに力を抜くこととあったことが浮かび、演奏に身を委ねることにしました。力が抜けていくと空間に溶け合い、体を感じないほどに心地よく、内側から発光しているようで体が熱くなりました。さらに第二部では宇宙を感じ、水色の存在とひとつに宇宙を抱くような透明な世界を感じました。
あとで思うと第一部は本音の力であり、普段抑えようとしている意識の働きをみたのかもしれないと感じました。力を抜き、本音をありのままに表現すること、意識で本音の力を抑え込む感覚は力を削ぐことと体感しました。体と意識の調和、交わって意志と活動になると感じました。
今日、北緯40度の盛岡での7✕3の超越の世界では何が起こるのか、楽しみに向かいます。連日の催し、本当にいつもありがとうございます。