KEIKO KOMA Webサロン

誠実に生きる


アントレプレヌール・サロンをありがとうございました。

 地球環境や経済の状況など、全体から考えることで、自分の目指す農業や生き方がより明確になりました。まず、40年間のデフレや、成長を前提とした経済理論など、これまでの古い頭と生き方を捨てる潮目にあることがわかりました。いつまでもデフレに飼いならされた頭のままでいると、好機を逃すと感じました。例えば、インフレのもとでは金利上昇が予想されることから、将来の借入の可能性を躊躇していましたが、必要なものには積極的に投資していくという頭に切り替えました。また、消費者のみならず、売る側の自分自身も、高級志向へ頭をシフトする必要があると感じました。ただし、それらは、「誠実」ということばに凝縮されるような生き方・事業のあり方が前提であるとわかりました。生活必需品から投資判断まで、何が必要で何が不要なのかの見極めがこれまで以上に重要な時に来たと感じます。とくに向こう10年間が、その後の生き残りをかけた勝負の時期とのお話しからもよくわかりました。経済のみならず地球温暖化など、めまぐるしく変化する地球環境に人類が適応するため、「効率的な体質」に変わるという戦略に脱帽しました。成長無き経済のあり方として、ここまで具体的かつ現実的な戦略は他に聞いたことがないからです。武者震いのためか不思議とワクワクとしてきます。一方、ドイツの自然保護区で消滅した昆虫の割合は衝撃的でした。地球温暖化の進行速度がとても気になります。地震や戦争に加えて激しい環境の変化など、危機的状況の中で私たちは生きていることを改めて認識します。環境問題から出発して農業を始めましたので、普段から畑や周囲の生態系を維持したり回復できるような方法や、温暖化への適応策などに頭を巡らせていますが、食物連鎖のバランスが大きく崩れると、畑という小さな環境ですらその変化が全く予測不可能となり、土壌がダメになるというお話しのとおり、品質を含めて生産はコントロール不能になる恐れがあります。特に水源・水脈に大きな影響が生じるとお手上げと予想されます。なので、なおさら効率的な体質と、助け合える共同社会の必要性に頷きます。高級スーツを着て環境問題に取り組むというお話がとても微笑ましく、一日も早くインフレ頭・金持ち脳にシフトしたい気持ちとなりました。そのためにも、他に引っ張られることなく、誠実さを忘れずに日々を生きてまいります。

 ありがとうございます。

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仙台高麗屋にて
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レバノンより
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多賀城市文化センターにて-1