誕生の光
先生のお誕生日のコンサート、高揚感漂うロビーには色とりどりの花が咲いているようで始まる前から嬉しいひとときでした。先生にはお辛い中、莫大な光生まれるパイプオルガンの響き、新たなる誕生の響きをありがとうございました。
人体という番組に関係した報道の方から、人が受精した時の光について伺ったことがあります。卵子の周りを先着順ではないらしい一定個数の精子が周りを回転し、そのうちの一つに出会った瞬間に卵子の扉が開かれ、ひとつになる瞬間に青い光が放たれるとお聞きし、まさに神秘!と感じたことがありました。コグリョカフェでふと目にした写真の下に神秘の文字を見つけ、パイプオルガンから生まれた1音から莫大な光が生まれた瞬間、まさに神秘と感じ、新しい宇宙の誕生の光のようと感じました。天からの巨大な光の柱がたち、広い会場が光で満たされ、新しい時代の祝福をしてくれているように感じました。
新しい表現、いのちの言葉、今日の迎賓館のコンサートは新しい音でした。すべてを聴くことは出来ませんでしたが、良くも悪くも大変化の中にあることを感じざるをえませんでした。残すところ盛岡だけとなり、今まで同じには戻れない流れの中にあることをひしひしと感じます。体の調整がなかなか変化に追いつかず、盛岡までにたてなおして向かえるよう努めます。京都での日々、連日の演奏をありがとうございました。