詩:Nothing to lose
昨夜の嵐のなごりか、薄曇りの空の下
それでも桜並木に日が射してきて
道行く人の心を少しは上向きにする
何も持ってなければ、失うものなんてない!
ボブ・ディランの歌詞は哲学的で難解だが
結ぼれた人の心を少しは解きほぐす
先行きへの不安と嫌な重圧感の中で
それでも人と会い、賢者の言葉を読めば
弱々しい生命力と理性は少しは回復する
ともあれ窓を開け掃除し、花に水をやり
いまの気持ちを言葉にし、活動への備えをする
先に何があっても負けない自分を少しは取り戻す