詩:12月1日の夕べに
京都でのコンサートや講座が近づいてきた。いつもそうなんだが、身も心も擦り切ってきて、そして、再生することができるパターンだ。(日曜の応用講座には、どうしても行けず、「存在論」だけに参加させてもらいます。)
12月1日の夕べに
今年も、もう12月になってしまった、師走なのだ
コロナ騒ぎの一年で、まだ心配も不安もそのままだ
これからは、「ウイズ・コロナ」の時代だとか言われるが
いやなことだ、これまでの失敗を引きずっていくみたいで
ビルの壁面に夕日が輝き、柔らかい青空が気持ちを遣るが……
骨折してギブスを着けた知人のことが気にかかる
修学旅行が中止になりそうな高校生がかわいそうだ
ちっとも収入が上がらないのも気がかりで仕方ない
なぜか先日来、左ひざが痛み、歩行がままならない
運転免許書更新の認知検定が、あまり思わしくなかった
夜中に二回も三回もトイレに立たねばならないときがある
気にしないはずの「老齢」が、嘲笑って近寄ってくる
カロリーを減らし、歩き、くよくよしない、と本にもあった
世間の常識や風潮、同調圧力、自己責任論などから離れ、
言葉の使い方に責任を持ち、嘘をつかず、素直に生きていく
詩を書き、文章を綴り、本を読み、「勉強」で乗り越えていく