詩:軽トラに乗って
軽トラに乗って
今年は、よく軽トラに乗る
引越しと、今日は本箱を運ぶため
いつもはスクーターで十分だし
マイカーの余裕なしだから
浜の店で、軽トラを借りて
冬の街を家まで往復する
師走なのに明るくて長閑
前面に乗り出すようなドライブ
運転免許書をお持ちなら、軽トラで
無料でご利用できますと言われ
久しぶりにオートマの運転をして
若い労働者の気分を楽しむ
軽トラで運んだ本箱を組み立てる
しかし、それはとても疲れてしまったが
書架に本とファイルが溢れて使いにくいのを
やっとのことで解消し、やる気を取り戻す
(部屋を掃除するだけで気分がよくなり、思い切って模様替えすれば、再出発の意欲が湧きます。ダメな自分、うまくいかない諸事――でも生きている限り改善できるし、楽しめさえできると思うのです。)