詩:ムスカリ
ムスカリ
なぜか青い花には魅かれ、足が止まる
聞けば、ムスカリという外来の園芸種
調べると、寛大な愛、明るい未来の花言葉
しかし海外では、失意とか憂鬱とからしい
私もこの両方の心あり、魅せられたのかも
今日で3月も終わり、有頂天から失意絶望まで、何度も往復し、長かった
本を読んでも、人と話しても、ものを書いても、あまり叡智に至らずだが
自分のやりたいことに向かって、歩んでいこうとは、思い続けているのだ
夙川河畔を歩く度に、季節を感じ、生きる意欲を養い、心を落ち着かせて
明日は、はじめての学校へ行き、「受験講座」のオリエンテーション
ともあれ「国語嫌い」をなくし、ことばへの関心を高めるところから
学ぶことのおもしろさ、分かることの楽しさを、共有するところから
そう、名も知らぬ青い花に魅せられ、その名前をたずねるところから