詩が詠まれ 出会い ひろがる波紋 愛
八坂高麗ギャラリーカフェの中庭。高麗恵子さんのマーブリングタペストリーと、マーブリング反物と墨文字が展示され、2階の畳のお部屋に高麗恵子さんがいらっしゃり、前日にマーブリングされた和紙などに、詩を書いて下さいました。開け放った窓からずーっと風が吹いて、反物がゆれて、木々がゆれて、向こうにみえる山々と空と空の向こうと八坂の塔が、高麗恵子さんの詩の生まれていく時を一緒に、ずーっと一緒にいてくれています。後ろで出来上がった書をうけとるためにいるだけでありますが、胸ふるえ、涙こみあげてしまう場です。高麗恵子さんから詩が生まれる。こんなにしあわせな光景があるでしょうか。。。書かれた詩が展示され、日差しにすけるマーブリング和紙にうきたつ墨文字は、えもいわれぬほど美しく、深く、強く、空間をかえ、出会いをよびます。朝から高麗恵子さんの詩「姫よわたしの声がきこえませんか」の「愛を失ったことはありません」と語った方のことが何度もおもいうかぶのでした。
お着物に着替えられ、おもてなしをされる高麗さんがたつと、ポーランドの女性との出会いがおきて、夜には、仲間の方々が沢山八坂にこられて、国創りチームの皆んなとも一瞬に仲良くなって、抱き合い、笑いあい、別れをいとほしみました。そして、八坂の中庭で、高麗恵子さんが即興詩を詠んで下さいました。生命の水が深く大地に染みていくようにこの身にはいってきて、涙がこぼれ、目をあけたとき、ポーランドの男性も瞳はうるうるとされ、出会ったら永遠にいくことの証をまのあたりにしました。ポーランド皆さんに高麗さんが前日マーブリングされた衣類をプレゼントされ、それぞれ選ばれて即お着替えされると、皆さまピッタリで、場もあかるくなって、お似合いで、高麗さんのマーブリングすごいです。そして、克哲さんと公さん、厨房のかたがたが、やさしい、お食事をつくってくださって、一枚木のテーブルでみんなでいただきました。身体がほかほかして、手のひらもツルツルして、全身ほぐれていくようにやさしかったです。ありがとうございました。そして、高麗さんが珈琲も淹れてくださり、いのちにしみます。その後色々お話しくださって、ここに居るってことのあまりに尊い経験と一人一人の存在です。一瞬に出会う魂の出会い。こんなにうれしいことがなく、魂と魂の出会いの場にいさせていただきました。そして、一日の最後になんと、高麗さんが「姫よわたしの声がきこえませんか」の詩を詠んでくださったのです!感動の感動です。
出会えたよろこび、いのちひとつに、歩きます。
ありがとうございます!