言葉のちから
風の便りをありがとうございました。
また、先日のゼレンスキー大統領の演説からも改めて言葉のちからを思いました。
先日の講座でお聞きしたイエス・キリストの言葉、アムール語の響きは言葉の内容がわからなくても人の心を動かす響きであったことを思います。存在をあらわす言葉、言葉という概念が今までと少し変わり始めています。
発端は高麗さんからコグリョカフェにて何もないところから表現ということを教わり、それを心に言葉を話すことを心がけました。いかに自分が今まで人を対象化して、かなり偉そうな頭になっていたかが良く解りました。相手ベースでなく自分の中心から生まれる言葉を話すこと、過去の自分を壊すことは簡単ではないですが、訓練していきます。
歴史が変わった言葉、武力で戦うことだけが戦いではないこと、正確な言葉が生まれると、心が躍動したり場が動いたり、動きが生まれ、風が生まれるように感じます。風の便りからは先生の音が空間を変えひろがっていき、人の心に春風を届けているように感じてなりませんでした。
数日前に愛犬もそのいのちを終え、またひとつの時代の終わりを感じました。転機にあり、早春の桜の固い蕾の中から覗かせる薄いピンクの輝きに先へと向かういのちの輝きをみます。いつもありがとうございます。