解放

昨日、ビデオ講演会にて枠のことをお話してから、胸の奥から涙がこみ上げ、夜通し、涙ぐんでいました。朝起きると､胸が苦しく、暗く重く、もう生きていけないとどうしてよいかわからずにいました。私は何をすればこの闇から解放されるのか、何をすれば心が満たされるのかを考えました。先生がお話くださることを懸命に考えました。何を望むかは、戦争が終わること、生きることもままならない人々が救済されることです。その為に何をすればいいのかと考えましたが、胸の苦しみはなくならずに苦しみました。目を閉じ、調べましたが、覆いが覆われていることは見えてもその覆いが何かまではわかりませんでした。必死で東北センターの｢存在論」の一席に座らせていただき、具合は悪いながらも必死で先生のお話を聞かせていただきました。先生のお話をわかることより、解決はないことを生命でわかっていました。枠のお話からギリシャの前は何であったのかとお話くださいました。議論をする時にその前提になっている元を考えお話をお聞きするとお話くださいました、ギリシャはその前のイオニアをパクったのではないかとのお話は、知識もなくわからないお話でしたが、胸の内は反応していました。自明という言葉を京都での存在論に続き、再びお聞きした時、胸の奥で、｢パキン」という音が聞こえ、先ほど目を閉じ、調べた時に見えた覆いが解かれ、枠が崩壊したのです。胸は一気に楽になりやっと息ができるようになり｢救われた」と胸をなで下ろしました。それからのお話は生命の内に響くように身に染みわかりました。行き場のない苦しみはなくなっていきました。枠にはまっていることは何をしても苦しいということがよくわかりました。食べ物も体に良いものより食べないようにしていましたが、今日は見るだけで嫌気がさし、何故食べなければ生きていけないのかと子供の頃のように考えこんでしまいました。枠の中のことは苦しみよりないとわかり、解放された喜びに生命安堵しました。

応用コースのピアノの音の美しいこと、やさしいことに心身癒やされ、最高に気持ちが良い状態となり、このまま横になり休めたら、気持ちいいと感じながら先生のお話を聞かせていただきました。仙台でのコンサートで先生がお伝えしたかったことをお話下さいました。内から上がってくるエネルギーと外からのエネルギーの違いも今日のお話でよくわかりました。鏡に自分の姿を映し、美しい状態となることが魂を磨くことと教えていただき、実践していくことを心しました。魂は美でもあるとお聞きしました。最初は鏡に映してとお聞きすると私は駄目だと瞬時に思うのでした。枠にはまっている時はすぐに私は駄目だと思うのでした。自動的にそう思う事に気づき、止めました。駄目でも努力をすることが必要と、努力をする気になりました。今朝、胸が苦しい時、鏡の前に座り、化粧をし始めたとき、昨日の講座にて先生が魂は自分を美しくすることで輝くとお話くださったことを思い出しながら化粧をしていると楽しくなってきました。母が亡くなる前にギリシャへ行った時にひどい鬱になってしまい、涙ばかりがこみ上げていました。女人禁制のアトスの聖山に先生がゆかれるので、私はひどい鬱の状態でたった一人でどう過ごしていいかと不安でいっぱいでした。ところが外へ出る為に化粧をはじめると、心が落ち着いてきたことを今でもよく覚えています。魂を取り戻していたのだと今日のお話をお聞きし、わかりました。先生は内から上昇するエネルギーを表現してくださいます。このことが平和を創るということをよく考えてくださいとおっしゃり、応用コースは終わりました。そして３月２日のいだきをはじめた記念日のコンサートでお会いしましょうとおっしゃり、東北センターでの講座が終わりました。大家族が集うぬくもりあふれる東北センターにて先生のお話をお聞きできます幸せに感謝します。解決する時には解決すべき状態が浮き彫りとなります。枠が壊れるとは驚く経験でした。助かりました。いつも生きていけるように解決すべきことを解決していただき、人間とし生きていけますように多くを教えていただき、経験までさせていただけますことに深く感謝します。枠が｢バキン」と壊れ、胸が解放された時、あまりにありがたくて、この経験を世界中の人にどうようにしお伝えできるかと応用コースの前には考えていました。世界に伝播する講座、コンサートの経験を表現し続けていこうと考えます。

全てが終わり、仲間と差し入れいただきました古代米のクレープを皆で分け合い、コーヒーと一緒にいただきました。東北センターならではの楽しいひと時です。皆で国創りをしようと話しました。国創り、世界の平和を創ることが最もやりたいことです。やりたいことをやり、生きていければ枠内で生きることはなくなります。ありがとうございます。