解放
一眠りし、今までなかったような深い眠り、ストーンと深い眠りの体感から、考え始める。死ぬと捉えている頭にいかに縛ってきたか心の解放を実感するうちに「動いた」との体感、内面の固い空間なのか?背骨の一点なのか?感じようとする、二つの体感は境のない一つになっている。心臓違和し始める。地に伸びきっているのは、へびに見えてくる、なぜか今まで恐ろしさだけがあった。死を重ねてみていたのだろうか。打ち上げられた花火の音一つ聞こえ、次々に花火の花咲き夜空を染めていくように、空間に光の炸裂飛び火するように広がる。次元が軸が変わったよう。
盛岡コンサート、寝るでもなく起きるでもないような世界に吸い込まれていた。頭重い鈍い痛さ、巻舌の声ともつかぬ音に頭は新しい空間感じ始めるが、引きずる重さある。書き込みの講座死についての「死なない」の言葉浮かぶ。昔の痛さを思い出す頭と首の付根あたりの痛さが、新しい空間に解けていく。腰に腹も痛い、腹の底にへばりつく冷たく痛い底との隙間に、温もり入り込み剥ぎ取るようにし底を覆い包む。冷たい痛さ、共感共鳴し温もりに変わる。体は有っても自由、身に刻まれていく。野辺の緑、若草広がる。鼓のようにひびく。水紋広がる。 心の深い階段を下り始める。時に下を覗き込む。山間に列車の走る音響く。なんと言うことは無い、自分で作ったシガラミに振り回されているだけのこと。泰山木の花、胸の中心に咲く。鼓の音に水湧き出づる。泰然と、悠々とし、時に、渦巻き、早い流れに、川底を洗う流れと、いろいろに変わる水の流れ軽やかになる。愛をみる。拍子木一打ち。心深くへ鳴る。ありがとうございます。