解き放たれた世界
先生、高麗さん、迎賓館から高句麗伝説をありがとうございます。あまりにも衝撃が大きく、ビデオ講演会を拝聴した後も、どうしていいか分からず意味もなくノートを片付けたり狼狽えていました。先生コーヒーを飲みながら、朱蒙様の府中コンサートをガンガン流して、やっと落ち着きました。冒頭からインターネットのサイトにアクセスできず、慌てふためくスタートでした。いだきから送って頂いたリンクから途中参加でしたが、高句麗建国の東明王様の「大地の悲しみ、女の悲しみ」は涙が溢れて堪りません。こんなにストレートに先生のピアノと高麗さんの声が、飛び込んでくるとは思いもしませんでした。そして、王様の働きを始めて知りました。「一心同体どころじゃない」と先生が仰った通り、高句麗人との一つの命が伝わります。そして、好太王様の戦い方も涙が溢れます。「天と共に生きる」とは、「縦と横」のコンサートで見えたように、一人一人の命が立つ光の姿だと、更にはっきり見えました。それが故、王の悲しみの深さが胸に迫りきて、また涙が溢れます。何もかもが一つとなり、すべてがつながる高句麗伝説です。東明王様、先生、高麗さん、そしていだき、出会えた今の自分を考えます。時間を超える光の世界で、解き放たれた世界で、どう生きていくのかと問われ続ける時間です。あの狼狽えようは、大きな衝撃として自分の現実を見ました。琵琶湖、奈良へと続く高句麗伝説に、今更ながら畏怖しかありません。そうでありながら、待ち望んでいるのです。引き続き、よろしくお願いします。