要よりない時代
アントレの日に要に向かうよりないいのちの流れがあります。ど真ん中で生きることへと向かう、駆り立てられるように要へと押し出される感覚があります。同時に拮抗するようなエネルギーも感じ、まるで焼却炉のような熱い化学反応を起こしているような体内にとまどうこともあります。
食のお話から、ヘルスディナーもはじまり、食と環境のことを改めて考えます。
除菌や殺菌、農薬や化学肥料を多用した日本の、諸外国と比べても弱くなった体は環境によってこんなにも影響されるのだと衝撃を受けたことを思い出します。ミツバチがいなくなり、受粉が上手くいかず、ハチをわざわざ連れてきたりして対処している国もあると聞いた時には驚きました。
最近では鳥と昆虫の成長の速度が温暖化によって狂い、餌が足りなく多くの哺乳類も絶滅の危機にあることを聞きました。
環境問題に対する日本の意識はかなり低く、若い世代が子供をつくれないと国に対策を求めている国もあると聞いた時にはいたたまれない気持ちになりました。
アントレの前にお会いしたいつも素敵だと感じている女性から、妹さんを20代後半で悪性リンパ腫でなくしていたことを聞きました。
亡くなる3日前に、好きなことをして好きな人と好きなように生きてと言葉を遺されたと聞き、自分の力でやりたいことを実現している彼女のその美しさは2人分生きているのかもしれないと感じてなりませんでした。
アントレのお話からもやはりこれからは要の時代、ど真ん中に集中することよりないと、後悔しない在り方を目指します。不思議と冷蔵庫を買い替えたり、受講生からメイクの手ほどきを受けたり、洋服をお願いする流れになったりと、何故か似たような流れに向かうことが不思議でなりません。心ひとつにある時、きっと同じ大海に向かうのだと、やはり場は離れていても心ひとつに在る、ということの意味を知ります。
私も情熱、誇り、個性を活かして前に進みます。素敵な本のご紹介もありがとうございました。