袋の味
あけましておめでとうございます
昨年いろいろお世話になりありがとうございます
今年何卒よろしくお願い申し上げます
昨日ゴミ出しのついでに、少し上った駐車場横より笹を持ち帰り、水仙に合わせるべく掃除する。細い針金のような竹なのに、竹の皮を巻いているのを取り除くと竹の色あらわれる。竹の皮ない所は煤竹色に日焼けしていて、またイイ。長めに容れるもおかしく、二度ほどハサミを入れ直す。水仙の足元に短く笹の葉を容れて決まる。竹の種類であるも、笹は笹だと思った。山小屋のお正月花、面白い出来になる。その前には、鏡餅代用の小餅二個、裏白の座布団に座り、横に橙の代用の柚子、この柚子は金柑より少し大きめの小ささで珍しく三個入り買った。中から勢いよく弾け出る柚子の香りには驚く。お正月の祝い品、三品作るよう、生前に母から提案された。煮豆、ごまめ、なますである。この子でも毎年作れて、お正月を祝い元気に暮らせよ、との母心であろう。しかし、お屠蘇は忘れなかったが、ごまめ買い忘れて昨日山を下る。この時期だけ作られる小餅ももう一袋買い足す。お雑煮を加えて、簡素なお正月の祝い善。昨年、おせちを作る作業場や冷凍した品を発送する作業をしてきて、買ってまで食べる必要あるのかと思えた。おふくろの味でなく、今はふくろの味=袋の味というそうな。正におせちにも言えるのではと思えた。
ありがとうございます。