街
夜半に目覚めトイレと給水の時、ふと目に止まる漫画本「パンプキン」。時計を見やり日付は8月15日になっているなぁと、手に取り読み始めた。副題は模擬原爆の夏。模擬原爆は、原爆投下の年の7月から8月14日まで日本各地に49発投下された。山小屋のある街にも、ご丁寧に四発降ってきていた。この事実を知ったのは今年の夏、街のラジオ地方局から流れてきた。聞くことの少ないラジオ局、聞こうとしたわけじゃないが、なんと不思議にも聞けた。ただ山小屋ラジオは壊れまくっていて、一度水の中にポチャリ、でもダイヤルを回せば電波は拾う頼もしさ、どこ局は聞いて判断するシロモノ。
以前、浜地帯にある工場の敷地内にあった立看板「B29の落とし物」を想いだす。
それにしてもなぜ四発もと思っていると、造船所が2つあり潜水艦を手がけていると、今問題になっている記事からわかる。その上鉄鋼所もあると。なるほどとまた偶然に出会った記事に納得する。
余談になるが、時に仕事の作業場からの帰り道にその鉄鋼所を目にするたびに唸る。随分以前になる、高炉を新しくするにあたり、新設するのか、元の場で規模を変えず新しくするのか、結論は規模を変えず新しくする困難な工事を行なった、その当時放映された。今になると規模をそのままにの経営陣の判断に唸る。だが、海辺にある故、新たな心配が目の前にあらわれている。
またまた余談になるが、今問題になっている記事に、今もその地帯の重要さは変わりないのに配置されるトップ自衛官の等級は下げられているとは、と新たな何故が生まれる。新たな手がかりの出会いに期待する、山小屋のある街だけになぜになる。
ありがとうございます。