融合
三鷹でのコンサート第一部「長崎を最後の被爆地に」先生の言葉は、すごいです。タイトルを聞いた瞬間、三鷹に向かう途中の電車の中で、まるで光景が変わってしまいました。人間として、あるまじきこと。今も尚、続いていること。何もかもを包み上げ引き上げていくエネルギーを、ピアノの音と共に上昇しながら光と変わる世界を経験しました。表現しようと言葉に置き換えた瞬間、まるで違ってしまうこともわかりました。今まで知っている過去の言葉では、表すことなどできない世界の経験です。第二部では、メッセージにありました層から層へと織り成す様が見えます。限りなく広がる無限なる世界の中で、時々心臓がズキッと痛むのが気になっていました。ですが、今この瞬間この場で経験していることに集中することが、何より大事と気にすることをやめました。二回目のアンコールの時に、ある一音が深く心臓に届き響き渡った瞬間、何もかもが一つとなりコンサートが終わりました。夢中で拍手をしていました。心臓の痛みは消えていました。
今朝は、「深煎り五女山」をいただいています。深奥に広がる香りと味は、あまりにも深くて、包み込まれる体感が体という枠すら通り抜けていきます。「五女山」の体を突き抜けるエネルギーとは、まるで異なる体感ですが、昨夜のコンサートは「深煎り五女山」と「五女山」を同時に経験したのだとわかりました。融合です。新たな一日のスタートを切れます。ありがとうございます。