蒼い存在
あまりに圧倒的なエネルギー、どうしようもない体の状態に、何が起きたのかと衝撃冷めやらぬ感じです。
もともと地下にいるような体感がある三鷹公会堂ですが、始まりから反対に渦巻くエネルギーに吸い込まれるように地下に潜っていくように感じました。まるで根の国のようと感じているとある一点で止まり、自分がスポンジになったかのようにどんどん胸の中心に向かって思いの塊のようなものが入り込み、どんどん訳の分からない涙が滲んできました。胸が開き吸収された思いを抱え、拡大する宇宙のような内面を感じていると、上の方から一条の光が差し込み、お腹の辺りで燃えるような白い炎となり光放ち始めました。炎は上へ上へと上昇し、熱くて汗だくになり、白い炎が火焔のように燃え盛りました。
現れた存在は初めて感じる蒼い存在、圧倒的な重厚的な存在感で体中鳥肌がたち、自由自在に流れる動きはまるで青龍を思わせる感じでした。幾度となく起こる地鳴り、汗だくになったり、寒気がしたり、体が空間に溶け込み行き交う様々な存在に反応し、休憩時間は放心状態になっていました。
第二部になると心地よい風が吹き、息をふきかえしていくような楽園、里の光景が浮かびました。故郷の懐かしいぬくもり、愛の里がそこにありました。アンコールの愛の音が心に沁みてなりませんでした。
蒼い存在を感じた時に、大地は女の悲しみに満ちて…という東明王様のフレーズが浮かび、古事記にあるイザナミのかけた呪いが浮かびました。男女の仲違い、ジェンダーの根幹が燃やされたのかもしれないと、先生のメッセージにあった蓋をしたものの正体を考えます。不思議な子宮の感覚が今も残ります。今日の応用の機会があることが嬉しく、楽しみに参ります。ありがとうございました。