華ある人生

遅くなりましたが、盛岡でのジェンダー講座をありがとうございました。結婚などの社会制度に伴う責任や自由権を十分に理解しながらも、男女のあり方について人間の本来性がどこにあるか、それをいかに取り戻すことができるか、について考えさせられる内容でした。まず、人間は自分が考えたこと以外のことはできないというお話しに、ハッとさせられました。自分は、仕事と同じくらいに生活についても、偏りなく考えることができているだろうか、という問いが浮かび、本講座に参加し良かったと感じました。また、結婚は、現代であれば、資本主義体制のもと制度に組み込まれることを意味し、結婚に伴う責任や自由権の制約を十分に理解した上で、行うものと認識を改めました。そして、仕事と家庭は分けて考える必要があり、家庭は仕事のように目標を設定するのではなく、幸せに生きる状態を継続することを確認しました。さらに、美に対する感覚について、美しいものはずっと美しいという継続した感覚が人間の中にも見えるような自分になりたいと感じました。これにより、質問させて頂いた男女の組み合わせについての疑問は解消しました。

一方で、本来、男女の違いが補完関係にあったことや、神の領域に入る男女関係がある、とのお話しに希望を見出します。恋をするとは、生命をかける状態であり、その時にエロスが働くことで人間は華のある美しい存在となるというお話しや、恋の神の解放を含め、いだき講座２日目やコンサートを開催することにより、世界の男と女が恋をできる状態となるように、戦っておられるというお話しは、世界を変えるために、先生が何をされているのか、なぜジェンダーが要であるかについて、新たな気づきとなりました。いつものジェンダー講座に比べて、あっという間に時間が過ぎたと感じる今回の講座でした。

ありがとうございます。