KEIKO KOMA Webサロン

荘厳な響き


改めて、京都コンサートホールは世界トップクラスのパイプオルガンと伺っていたいただけの品格のあるホールだと実感されました。また、演奏表現されたその音は、宇宙を超えて轟き渡っているようで、座っていながらもこの身は否応なしに引き込まれ、そのまま同じに広がっていくように感じられました。今の人間性をつぶす風潮や抑圧に負けないという強い心と、ニュースなどで知る、世界中の理不尽な困難にさらされている方々を助けたい気持ちが沸き上がる体感でした。この体感を日常生活で、どう表現するのか、何を始めるのか、どんな自分と出会うのかと考えますが、なるがままと至ります。また、音が穏やかなやさしい音に変わると、同じ楽器とは信じられないほどで、生命の多様性は計り知れなく、つかみどころなく、深く広く繊細で強靭、そして淀みない大きな水の流れと身体に残ります。海底、地中より深いところから世界中の生命、宇宙を超えてのエネルギーまでもが表現され、すべてが自分で、個でありながらも自分はすべてであるような感覚となり、先生が仰っておられた「Whole」を体感したと感じます。毎回表現下さっていることなのに状態にムラがあり、雑念なく、会場中がひとつとなれるよう自分をつくって行かなくてはと感じました。
また、高句麗の天のお祭りは、小躍りしているように心が楽しく、参加できたことを光栄に感じます。
ありがとうございます。

田嶋利江子

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平和への近道
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迎賓館にて
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高知より