芳しい薫り
天を祀る日の高句麗伝説 開催をありがとうございました。半ば、何ともエキゾチックな深い音色に魅き込まれ、高麗さんが「珈琲の香り…」と詠まれると 本当に芳しい いだきしん先生焙煎コーヒーの薫りが空間に広がるようでした。先生の音を聴くうち、シラーズのハーフェス廟に佇む 詩を詠む人々。かつて「精神の源を辿る旅」で度々拝見した、テヘランの水辺に映るチャイハネの灯り。そして、中東の巴里と称されたベイルートのモダンな街並。ティールの鮮やかなティールブルーの海…。次々とイラン、そしてレバノンの平和な光景が蘇り、穏やかな時を望む 彼の地の方々へ確かに伝わっている、と感じ 涙滲みました。いだきしん先生が焙煎されるコーヒーは 平和の象徴であることを改めて知り、日々 先生焙煎コーヒーで浄められている自分が 真の平和を体現していくのだ、と感謝の気持ちに満ちました。かけがえのない素晴らしい時を、真にありがとうございます。
岩村ゆかり