花ひらく

コンサートの前日はとてもしんどく眠るよりない状態でした。コンサートに向かうにつれ軽くなり感謝し会場に着きました。
コンサートでは、ピアノのあまりに美しい音が生命に流れ涙が流れます。何かができるとかできないとかではない、ひとつに生きれるいのち。二部では、ひとつひとつの細胞が花開きひろがりどこまでも広がっていく無限、大きなおおきないのち。全身のちからを抜いて今ここにあるとき体の奥からぬくもり、この時をどんなに待ってきたのかを知る、時はないとき。古い体も背中の重石も吸いあげられ変わっていく、ありがとう、先生ありがとうと内面から空間から生まれる感謝、感動よりない。今ここにあるいのちひとつ、新しい生命。何もない内面の強さ、新しい世界はここ。何もかも新しくなった三鷹でのコンサートを心よりありがとうございます。