自由に生きる

仕事で高知へ来ています。コンサートがあったからなのでしょうか、四国に入り雲の間に見える青空の「青」に感動しました。青龍がいるように見えました。昨日、京都高麗屋さんで頂戴しました高麗さんの書かれた額入りの詩書、手に取ったのは青が書かれた書でした。高知へはいつも、先生のCDをお聞きしながらの道中、山並み、草木、海に癒されます。この時が大事です。

コンサートでは一番後ろに座らせていだだき、先生の弾かれる音に身体がゆれます。手足を存分に伸ばし、自由に生きていく身体を想像しました。二部の音の優しさ、美しさ、えもいわれない幸福感です。急に、過去に病院で務めていた時の亡くなった男の子の名前がはっきり出てきました。彼はすいぶん大きくなった姿で現れ、なんだか応援してくれているようでした。全部がつながっているコンサートです。ありがとうございます。　渡邊典子