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自由な魂


生命の内に流れる悲しみの大河の流れが見え、悲しみを抱き、光に変えてくださる、先生のピアノの音はおおいなる存在との出会いの瞬間瞬間となり、深く深く感動しました。先生の音に、魂が感動に震え、揺さぶられてなりません。懐かしく、清らかな世界にすっぽりと身を置くことができ、感動の連続です。雪どけの大地の音が聞こえたり、早春の香りがし、風が吹いていました。ここは何処かしら、と想うだけで、ロマンチックで心が幼い時のように、弾んでくるのでした。が、幸せに生きる人間を常に襲い、人間を引き裂く悪魔と接触した人生は悲しみが身についてしまうことも悲しく、涙あふれてしまいます。東北での「高句麗伝説」の時や、各地にて聞こえる大地の声を詩に詠ませていただく時に身をもって感じる経験をさせていただいていますが、高句麗の歴史を受け継ぎ生まれた自分の人生にも繰り返し起こっていることと見え、今日は、生命の裏側に刻まれたかなしみが浮き出ては、おおいなる存在に抱かれ、愛と変わる経験の連続に涙よりありません。私は本当に悲しいことは表現できるものではないと感じています。生命の内に隠され、刻まれてしまうと今まで感じて生きてきました。生命の裏側とはそのような意味で表現させていただいています。誰にも言えない生命に刻まれた悲しみでさえも受け容れてくださり、解放に向かうはたらきかけをしてくださることに言葉を失う程驚き、感服します。第一部のある時に、悲しみを繰り返すことの愚かさを嘆いていると、今日をもって自分を馬鹿と嘆くことは終わると、内から聞こえてきたのです。何に対して馬鹿と思ったり、愚かであると嘆くのかと考え始めました。ある基準があるので、自分の弱さや騙されやすさを愚かと思い嘆くのです。第一部のメッセージ「自由な魂」の冒頭のメッセージに「過去から受け継いだ魂で今とこれからの時代を乗り切ることができるでしょうか。」がずっと心にありました。コンサート後に先祖の魂では乗り越えていけないのですか、と先生にお尋ねさせていただきました。時代が違う、そして古いとおっしゃいました。東明王様も好太王様はじめ、様々な伝説となっている王や武将の偉業がずっと心にあります私は、現代は先生がおられ、全てを解決でき、空間まで変わり、今まで現れでたことのない、おおいなる存在があらわる時代であり、全ての条件が揃っている時代に生きていながら、常にこの様では過去の魂に申し訳ないと甚く感じてきました。以前、先生が戦国の武将が今生きていればちょろいよ、とおっしゃた時も、今の時代を生きているのに、ちょろいよ、とおっしゃる動きができない不甲斐なさを感じ、申し訳ないと感じていました。過去の魂を基準にし、常に自分は馬鹿であり、愚かであると感じてきたことも今日で終わるとの内なる声にも驚きましたが、この時を創ってくださる先生のはたらきの凄さには言葉を失います。何故ここまで解放してくださるのか、何故ここまでわかるのかと、驚くばかりです。そのような意味でも私は自由を経験しました。自由な魂は、美しく繊細であり、最も美しいこととひとつでありました。

第2部は、故郷の大地が胸の内に広がり、大陸の大地、ロシアへと続く大地が見えました。やはり大地からは悲しみを感じ、人間の生命からも悲しみを感じます。悲しみをわかっているので、おおいなる存在に出会えることも経験させていただき、あるがままを受け容れ続けました。おおいなる存在の元で生きることは私にとっては最高の幸せです。悲しみを受け容れながら、先生の演奏をお聴きし、魂揺さぶられる素晴らしい演奏に涙しながらも、この瞬間瞬間が生きるいる意味があり、生きている証と生命全てで感動し感謝します。「生きている」と実感できる瞬間瞬間に感謝よりありません。どんなに悲しいことがあってもこの瞬間瞬間を経験できれば、人間とし生まれてきた意味がわかり、全ては癒されていくことを経験しました。世界中の国々の歴史は悲しみを繰り返していることも歴史の大ドラマを見るように見え、人間の歴史は悲しいと生命で感じたことをそのまま受け容れました。あるがままを受け容れ、逃げることも外すこともなく、目を逸らすこともなく、その場に居ると、おおいなる存在と出会えました。これからの生き方はここにあるとわかり、大変おおいなる力を与えて頂きました。おおいなる存在の元で生きている人は魂があり、魂ある人にはおおいなる存在の元で生きていれば会えるということが見えるようにわかりました。人間とはそのような存在であるとわかることができ、世界の平和実現に向かう道が見えてきました。成っていく道であると見えました。これから別れた同胞の魂探しの旅がはじまると最近よくお話していますが、魂あれば出会うということが今日のコンサートでははっきり見え、わかりました。魂を磨くコンサートです、とのメッセージを心に、美しい魂、自由な魂を磨くように生きていくことがこれからの生き方と経験させていただき、私にとって最高の最高、これ以上ない程感動しましたコンサートでした。ありがとうございます。

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