自律の風

実家の母のところへ来ています。実家に来るといつも行く散歩道は自然の豊かさ、やさしさ、命の瑞々しさに溢れています。竹林や、田んぼのあぜ道、鬱蒼と緑が濃い林の奥に、熊野神社があります。まるで小さな自然が凝縮されたような散歩道はいつ、どんな時も心踊り、楽しくなります。枯れている田んぼにひよどりが舞い降りてきました。私がいることも眼中にないようで田んぼの枯葉のなかを自由にぴょんぴょんしているのを見ていると自律という言葉が浮かんできます。これから厳しい冬が来ても自然のどこかで餌を見つけ、寒さを凌ぎ、自らの命を生きている自然の生命のなかに神のはたらき、自然のはたらきを感じます。意図するものは一切なく、生命のはたらきはおおらかです。緑濃い日本の自然、冬に向かう風の冷たさに触れていると生きている実感が増していきます。京都応用コースのライブ配信をお聴きできる時間が取れました。
ありがとうございます。