自律のとき

店も今日から仕事初めですが、新しい年になり、今年の抱負や目標を考えてみても、未だまだ確実なものが出てきません。どう生きていくのか、生きていきたいのか、やりたいことが無いのではなく、今までのような、こうなりたいとか、あぁしたいです。というようになっていかないのです。宣言するというのもなく、敢えて言葉にすれば、ありのまま。という気持ちです。コンサートでわかっていける、全体のなかにある命を現せればという気持ちですが、今、うっすらとですが、わかりそうなありのままもあり、感じるのもあります。年頭の存在論には行っていないのですが、時間は、過去、未来にはない。今と、そして覚悟がないと、一瞬はわからない。ということをウェブサロンで拝見させていただいて、とてもありがたく、今いちばんわかっていきたいです。

２月のことですが、どうしても実家に１０日ほど帰り、母をたった一人にしてはおけない状況がありますが、その１０日間のなかに、応用コースとコンサートがありました。何がなんでもコンサートに行くということも叶わないときもあると一瞬頭をかすめ、母のところに居てあげなくてはと思うところもありましたが、一日だけは、母に一人で自宅で過ごしてもらい、あとは母にとって初めてのショートステイという形をとることができました。神経質な母にとっては初めてのことなので不安もいっぱいということは容易に想像できますが、私にとってもコンサートや講座は真の命を生きることです。今回の予期せぬ状況が来たことで、母も年齢のことはあっても、まだ自律という選択肢が取れるということがわかり、一瞬はひやっとしましたが、家族みんなにとって選択肢がひろがることになり、結果、よかったということにもなりました。

母も年齢が年齢なので一人暮らしは医者から止められていますが、妹が近くにいるので妹が大半をやってくれていて本当にありがたいのです。年末から年明けは母のことが心配でしたが、病は気から、今はその状態になり、母も２月はショートステイで自律の一歩となりました。

明日のアントレプレヌールサロンが私にとっては今年の幕開けになります。

新年の幕開けに向かう、年末から年明けまでの今までをありがとうございます。