自分を認めること
三鷹でのジェンダー講座、これから考えていきたいコミュニティのこと、そのもととなった教会のことなど興味深いお話ばかりでした。特に金融のお話から、一見交わらないと思えるような金融とキリスト教ということが信用という一点で結びつき、これから新しい経済を考えていくうえで大事な視点だと感じました。
特に印象的だった実存のお話、ヤスパースの哲学に興味が湧くと共に、人と人があったときに決まることをお聞きしていると射抜かれるような衝撃が体に走り驚きました。
その時にふと浮かんでいたのはいのちのちからのこと、以前量子力学の研究をしている方から「1+1=2だと思っているでしょう?でもいのちの世界では1+1=1なんだよ、わかる?」と聞かれたことがあり、確かに創造は相反するものが交わることで生み出される、地球の発生もプラスとマイナスの物質がぶつかることからスパークが起こり生まれたと聞くので、いのちのちからはどう働いているのだろうかと考えていました。恋には時間がないこと、その今までの概念では通用しない世界の中に確かな可能性を感じます。
曖昧さが許されない時代にあり、高麗さんからコグリョカフェで頂いた自分を認めることこわい、その意味がはっきりしてきました。ただの偶然と逃げていたり、自分と向き合うことなしではこれから先は生きられないと痛感するジェンダー講座でした。時のない光の中で確かな自分の存在をあらわしていきます。先生には長時間にわたる講座、本当にありがとうございました。