自分で拵えた習慣

府中でのコンサートで、「悪魔、悪魔的あたま」のメッセージであった第二部の中、はっと気がついたことがあります。先生のメッセージをお聞きしながらも、演奏はとてもやさしく、穏やかで何の違和感もありませんでした。メッセージからイメージしたものとは違うなと、むしろ不思議な感じでした。そのうちに何だか安心しきって何もかも委ねたまま、ついうとうととまどろみそうになった瞬間、突然気がついたのです。これが悪魔かと分かった瞬間、先生の音が変わり私の体の中に、どんと大きく入りました。すごい仕組みだと気づいてからは、全身目が覚めたかのように聞き入りました。そこからは夢中で、気づけばコンサートは終わっていました。何かが冴えわたる体感です。私は、ここずっと自分が嫌になるくらい繰り返し続けていることがあります。会社から帰宅すると、気づくと椅子の上でそのまま寝てしまうのです。目覚める度に、また今日もやってしまった、また何もできなかったと、だらしない自分に対して苦い思いでした。自分ノートに書いて、気づきました。それは今まで繰り返していたという習慣でした。また寝てしまったのではなく、自分が寝るようにしているのでした。正に「悪魔的あたま」は、自分の中にありました。自分を責めたり、後悔すること自体が違っていました。今日から十月です。二回目の足の手術の日の朝に、分かって嬉しいです。ありがとうございます。