胸の奥深くに
昨日は三鷹にて高句麗伝説コンサートを誠にありがとうございました。
あっという間の一時間半。先生の演奏される音に、高麗さんの詠まれる詩に、克哲さんの映し出される映像に、幾度となく衝撃を受けました。高句麗の地を愛おしく感じる時もあれば、乙支文徳将軍が末座より進言されたその光景がまざまざと見えるように胸が高鳴り、またお父様の詩では何故かお祝いのように嬉しい気持ちが湧き上がって参りました。二回目のアンコールの音楽はとても好きな音楽で、よしいくぞ!と力漲りました。そしてこの度の三味線の演奏は自分にとっては新たな発見がありました。なんとも言いようのない響きに、閉じているものが開かれていく不思議な感覚があり、同時にどうにもならいほどに胸の内がざわめきました。高麗さんが詠んでくださった幼い頃の詩の美しい表現とはまるで違い、自分が隠してきたもの、それも隠していると自覚がないことが、少しずつ覆いが剥がされていく感覚に、わかりたいのに、触れずにそのままにしていて欲しいという焦りまでありました。後から書いて整理しているうちに「逃げる」と書いていました。ずっと認められずにいたことで、様々な場面が思い出されました。都合が悪いことが起こった時の瞬時の自分の反応です。瞬時なので、遅れた意識で言葉でいくら綺麗事をいっても、逃げた後のことなので事実と違うのです。心臓はそのまま反応していることをはっきりわかり、核心に迫った時に隠せず如実にあらわれます。いだき講座を受講し、生まれつきの運命から解放していただき、数えきれないコンサートを経験させていただき、生命はそのままわかっていることに、先生、高麗さんには感謝よりありません。今後は繰り返さない、少なくとも同じ状態ではないと感じます。誠にありがとうございます。
本日向かわれ、明日からの北陸での活動、2011年福井にて開催された高句麗伝説などの映像が福井バザール会場の大型ビジョンにて流れるとお聞きし、出会いが大変楽しみです。自分自身もその福井高句麗伝説映像を拝見させていただいた時、全身鳥肌が立ち、唇を噛み締めるほど抑えきれない慟哭が込み上げました。きっと高麗さんが行かれるこの時を待ち望んだ多くの方々、そして無数の魂が、高句麗伝説の音、お声、映像に導かれるようにし、お越しになられると感じてなりません。
ふたたび北陸の地にて、バザール、講演会、パーソナルヘルスディナーの開催を誠にありがとうございます。
高麗さん、皆様、どうか福井、富山へとお気をつけて向かわれてください。