胎動
今年最後のコンサートは並々ならぬ大きなものが蠢いていると感じられました。
第1部は沈むような体感に起きていられず、どんとん沼に沈み込むようで重だるい体感に驚きました。これだけ多くの重い空気があるのだと思わずにはいられませんでした。
第2部の途中で急に体に冷風が吹き抜け寒くなり、煤のようなものが左首の辺りから入り込み咳込みそうになりました。前は時々喉の左の辺りは針が刺したように苦しくなることがありましたが、ここの所はなかったので急な激しく起きる痛みに驚き、痛みで涙が流れました。すると隣からも後ろからも咳き込む方がおられ、本当にこの煤のような風が吹き抜けているのかもしれないと感じました。
そこからは暖かい光の中に包まれるようにあり、子宮が疼き広がり、まるで体が盃になったように宇宙を内側に抱えるように広がっていきました。慈しむような暖かさに包まれ、まるで陽だまりの中にあるような体感で、この中では争うことなど起きようもなく、改めて内面の豊かさが平和をつくるのだと体感させられました。
生命の源はひとつ 愛
これからはここからはじまる新しい時代、あまりにも素通しで透明な空間、冴え冴えとした思考は未来へとつながり、満ちるいのちのちから、躍動する生のままに新しい時代を切り拓きます。ありがとうございました。