胎動の威力

今日は思い立ったままに八坂の高麗ギャラリーカフェに行ってきました。行きは夢見坂がこんなにきつい坂だったかというような足取りでした。このところ左の膝が痛いことが多くて階段を降りるのも一苦労のことがあります。夢見坂の両側の店が随分変わったことと、コロナで人通りがほとんどなく、満開の桜を独り占めしたような気分で坂を上っていたことを思い出します。桜の木は紅葉も終わりに近づいて季節が変わったことと人の姿が多くなっていることに驚きます。米粉パンのサンドイッチを頂き、それよりも胎動コーヒーを一口飲んだとたんに汗が噴き出てきます。帰りの足取りは同じ靴を履いているとは思えないくらい飛ぶように坂を下れます。駅の階段も手すりを持って一歩ずつでなくても降りることができました。

明日は府中コンサートの前にキッチンラボに立ち寄れることを高麗さんのメールで知りました。先日ファストフードを梯子してしまったのはいくら食べても満足感がなかったからです。本当の食を体に入れることができる幸せは何にも代えられません。迷子になったりすることの多い私ですが、道案内も細かく、何より光ある空間が楽しみです。