背中の痛み
ここ数日、背骨が痛む。仰臥していて、起き上がるのがつらい。腰ではなく、首でもなく、まさに脊椎5番6番辺り、消炎剤を塗布するも、夜寝るといけない。もうそれだけで、気が滅入り、絶望に近づいてしまう。もう年なんだから、もう衰えているのだから、仕方ないことなんだから、と生きて行く気力を削ぐようなことばかりを思う。もともと才知も資力も足らないのに、独立独歩なんて、偉そうなことを言ってるからいけないんだ。早晩、破滅して、施設に収容されるのが落ちだろう。
今朝の新聞で、「絶望だけが、その人の本格的な正しい姿勢」という金子光春の言葉を知る。もっといろんな「悲劇」をちゃんと受け止めよ、ということか。また、昨日は、「もっと平気で切実であるべき」という岡本太郎の言葉も知った。「いかに才能に寄らない仕事をするか」が大切なのだ。
こうして朝から書くことによって、「背中の痛みぐらいでオタオタするな!」という気持ちが湧いてくる。今日の講座で助けてもらおう、なんて軟なことを言ってるんじゃないよ!天は自ら助くる者を助く、「正しい姿勢」で受講するのみ。